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ソリスト【動画付き】その①

片平バイオリン教室の発表会の新企画で、生徒さん達でオーケストラを演奏します✨上級者には、オーケストラのソリストをしてもらいます。今回は、ソリストが二人抜擢されましたので、その1人であるN君を紹介させてください。

曲目は「ヴィヴァルディのバイオリン協奏曲より第3楽章」です。N君は、普段はもっと難易度の高い曲を練習していますが、小さなお子さんでもオーケストラで参加できる曲目を課題としました。



N君は、本番に強いメンタルの持ち主です。また、根を上げたり、だらけている姿を見たことがありません。コンクール直前に続けて2時間レッスンして「疲れたでしょ?少し休む?」と聞くと、「全然大丈夫です!レッスンしてください!」と凛々しく答えます。とにかくストイック!


お母様もお父様も、教育熱心な方で、バイオリンや勉強や生活態度など、お子さんが外にでても恥をかかないように、きちんと注意すべき事は指導されています。怒らずに、お子さんに分かりやすく諭す姿は、私も勉強になります📝また、N君や N君の弟さんの受け答えは、小学生とは思えない程丁寧な言葉遣いと謙虚な姿勢、品格があり、常に相手の気持ちや立場を考えながら話す姿勢には驚かされます。



家ではお母様が中心となって、バイオリンを練習させている様ですが、みっちりと練習してきます。練習の工夫も素晴らしいです!お母様は必ず予習をしてきて、分からない事があれば、質問されます。そして、練習に活かしてきます。

下の画像は、N君のお母様が作った物です。これを見れば、どこのポジションでどんな音がでるのか、一目で分かります。セブシックや曲の練習で活かしているようです。あまりにも、素晴らしすぎたので、紹介しちゃいました✨



N君習いたての頃は、1箇所を注意すると過度にやりすぎて不自然な音楽になってしまったり、歌い回しが上手くいかない事が多々ありましたが、最近は、その加減も分かってきたようで、自然な歌い回しも出来るようになりました。テンポも、(若い男の子だから)早く弾きがちでしたが、曲にあったテンポで弾くようになりました!



N君の持ち味は、音が抜群に綺麗で、表現力が豊かな事です!

どうぞ、動画をお楽しみください。