第7回日本ジュニアヴァイオリンコンクール

2021年4月2日、第7回日本ジュニアバイオリン コンクールに本校より2名出場致しました。

ハイレベルな接戦の末、第2位・第3位を受賞致しました。

 

 

 

【5歳の生徒さん】

良かった点。

〇テンポが曲にあった速いテンポで弾けました。(最後の部分が難しいのでテンポ設定をゆっくりにして弾く出場者が多い中、軽快なテンポで弾けたのはポイントが高いと思いました)

〇弓の配分を気をつけて弾けました。

〇音が綺麗でした。

〇拍感も良く、ピアノとのタイミングもバッチリでした。

〇体を使っての表現も、過不足無くて良かったです。

〇強弱が丁寧につけられていました。

 

気になった点。

●入退場の際は、途中でとまらないようにしましょう。

●ビブラートがかかると表現力がひろがります。

●音色の種類を増やすとさらに音楽に幅がでます。

●フレーズの終わりまで丁寧に弾けるとさらに良いでしょう。

 

✨とても正確・緻密な演奏で、王道な解釈の演奏ができました。音の出し方も綺麗です。

物覚えが早い上、沢山練習してくるので、注意された事は1回で覚えてくれます。この先、どんどん上手くなっていくと思います。レッスン態度や受け答えも5歳とは思えない意志の強さと、音楽に対する真摯な向き合う姿勢を感じます。

難しいコンチェルトは初めての挑戦でした。

今後は沢山の技術を身につけて、より難しい曲にもチャレンジし、音色の種類も増やすと、さらに良くなると思います!

 

 

 

【4歳の生徒さん】

良かった点。

〇入退場の歩き方、お辞儀の仕方、マナーが良く、好感度がありました。

〇足の立ち方に安定感があり、見ていて安心できました。

〇体の動きが過不足なく、丁度良かったです。

〇軽快なテンポで速い部分もノーミスで弾けました。

〇指がよく回り、技術力がありました。

〇弓を沢山動かす事ができ、堂々としていました。

 

気になった点。

●音の美しさ(特に弱い音)を、もう少し追求できるとさらに良くなります。

●リズム感をつけ、間のとり方も身につけると演奏に深みがでるでしょう。

●指がよく回るので、早くなりすぎないように気をつけましょう。

●フレーズの終わりまで、しっかり意識しましょう。

 

✨難曲をよく弾きこなしました。

とにかく根性があり、1日7時間近くレッスンしても、1度も疲れた顔を見せませんでした。(レッスンに来る前も練習してきたそう。)

毎日、幼稚園に行く前に早起きして練習した努力が本番で発揮され、結果につながりました。本人の頑張りと、親御さんとサポートに拍手を送りたいです。

今後は、右手のボーイングのコントロールや、美しい音の出し方を追求すると、さらに演奏がよくなると思います。

 

 

 

次のブログでは、コンクールの裏側について書いていきますね⭐︎

お楽しみに!